2018年07月25日

被害拡大の原因は『シーディング』か?...平成30年7月豪雨被害の土砂災害 広島 坂町

Avon-les-Roches (Indre-et-Loire)Avon-les-Roches (Indre-et-Loire) / sybarite48

※イメージ画像です。


岡山あたりは山が岩盤系だと聞いたことがありますが、同じ中国地方の広島もやはりそうですか?

【土砂が加速する...】


yomiuri onlineの伝えるところによりますと、西日本豪雨に伴う土石流で10人以上が亡くなった広島県坂町では、山中にある「シーティング」と呼ばれる板状の岩の上を土砂が滑り落ちたとみられることが、京都大防災研究所の千木良雅弘教授(応用地質学)の調査でわかった、とのことです。

記事に詳細があるので読んで頂ければよいかと思いますが、ざっくり要約すると、現場を上空から調査したところ、斜面に幅約10メートル、長さ数十メートルのシーティングが見られ、これにより土砂の勢いが増し、土砂は通常より遠くまで到達したのではないか、と同教授が語っている、と記事は伝えています。

【滑り台のようなったとか...】


これは怖いですね...地質の問題なのでどしようもないのかな、と。
しかし、これがわかった以上、今後も発生する可能性は十分あるわけでなにか対策をしなければなりませんね。

岩盤が滑り台の役目を果たした可能性がある、とか怖すぎます...
ほかの地域で地質が板状の岩のところはないんですかね。各地域でチェックしてこれを機に対策したほうがよいのでは、と思います。

地域の方は、自分ん家の近所の山の地質もチェックしたほうがよさそうです。

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posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☁| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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