2018年10月15日

土砂崩れ前の腐ったような匂いを数値化...広島市民と同市大研究グループが臭気センサーを開発中



※イメージ画像です。


ガスとか混じってるんですかね...

【腐ったような臭いがする...とはよく聞く話】


毎日新聞の伝えるところによりますと、広島市の住民と広島市立大の西正博教授(情報工学)らが、土砂崩れ前に発生すると言われる土のにおいを感知し危険を知らせるセンサーの開発を進めている、そうです。

詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、開発の背景としては
...土砂災害の前には腐ったようなにおいがしたり、川の色が濁ったりする兆候があることが多い。においが出るメカニズムは解明されていないが、「土砂が崩れる際に地面が変形し、地割れが起こることが一つの原因だと考えられる」と指摘する。
(中略)
川の水位の画像を住民に公開するなど防災の取り組みで西教授と交流があり、「においでも危険を知らせることができるのでは」と、昨年から共同で開発を始めた。

ということだそうです。

嗅覚は人間の五感の中で最も不正確で、自力でにおいを感知して行動することは難しい、人が感知できない程度のにおいを数値化し、避難を促すことができれば、人命を救う効果が期待できる、と広瀬弘忠・東京女子大名誉教授の談で記事は括られています。

【前兆現象が数値化できれば予測は容易になりますね。】


この話はよく聞きますね、土砂崩れの前兆現象。
最終的には、色んな前兆現象を組み合わせて精度の高いセンサーが生まれたら実用的なんでしょうけど、まずは”土砂崩れの匂い”が前兆現象であることの実証が必要ですね。

動物の能力も数値化してほしいところです。
災害が発生する前兆現象を的確につかむことが出来たら、かなり多くの人命を救うことが出来るので、今後の研究に期待です。


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posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☁| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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