2019年02月26日

位置づけが微妙なような...『減災科学』授業を開設 大分大学



※イメージ画像です。


どういう位置づけなんだろうか?

【広く浅く、な感じ?】


大分合同新聞の伝えるところによりますと、大分大が新年度、災害発生のメカニズムから復旧・復興までを体系的に学ぶ「減災科学」の授業科目を新設する、そうです。

記事によりますと、同科目は全学部共通の選択科目で、減災科学T(前期)とU(後期)があり、それぞれ週1回開講、定員は各50人を予定だとのことです。

授業の内容も記事にあるので、引用させて頂くと、

授業は全国で頻発する自然災害の状況や地質、地形など災害の発生に深く関わる知識を習得。耐震・建築技術や行政の危機管理、気象情報といったテーマのほか、あらかじめ被災後のまちづくりを考えておく「復興デザイン」も学ぶ。県内の河川などでフィールド学習も検討している。

となる模様。


【なんだかとらえどころがないような...】


大分県は昨年、大規模など土砂災害が発生しているだけに、防災、減災に熱心になるのも解りますが、なんだか一般教養の授業の一環的な感じがしますね。

同大学には、減災・復興デザイン教育研究センターというのが常設されているらしいので、どうせなら学部でも作って、プロとして減災や防災、復興デザインまで考えられる人材を育成すればいいのに、とちょっと思ってしまいました。
市民大学的なものでもよいかもしれませんが...

災害時や復興時の考え方、知識が身につくのはいいことですが。

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posted by ケイエフ at 08:30| 大阪 ☁| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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