※イメージ画像です。
どういう位置づけなんだろうか?
【広く浅く、な感じ?】
大分合同新聞の伝えるところによりますと、大分大が新年度、災害発生のメカニズムから復旧・復興までを体系的に学ぶ「減災科学」の授業科目を新設する、そうです。
記事によりますと、同科目は全学部共通の選択科目で、減災科学T(前期)とU(後期)があり、それぞれ週1回開講、定員は各50人を予定だとのことです。
授業の内容も記事にあるので、引用させて頂くと、
授業は全国で頻発する自然災害の状況や地質、地形など災害の発生に深く関わる知識を習得。耐震・建築技術や行政の危機管理、気象情報といったテーマのほか、あらかじめ被災後のまちづくりを考えておく「復興デザイン」も学ぶ。県内の河川などでフィールド学習も検討している。
となる模様。
【なんだかとらえどころがないような...】
大分県は昨年、大規模など土砂災害が発生しているだけに、防災、減災に熱心になるのも解りますが、なんだか一般教養の授業の一環的な感じがしますね。
同大学には、減災・復興デザイン教育研究センターというのが常設されているらしいので、どうせなら学部でも作って、プロとして減災や防災、復興デザインまで考えられる人材を育成すればいいのに、とちょっと思ってしまいました。
市民大学的なものでもよいかもしれませんが...
災害時や復興時の考え方、知識が身につくのはいいことですが。
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