2018年05月08日

天然ゴムのリサイクル?...古タイヤから硫黄を選択的に分解するキノコ、見つかる。

DSC03890DSC03890 / nachans

※イメージ画像です。

自然界にはまだまだ色んな菌があるんですね...それとも進化の証?


【硫黄の結合を選択的に分解】


産経ニュースの伝えるところによりますと、自動車のタイヤを分解し、天然ゴムを効率よく取り出すのに利用できる可能性があるキノコを公立鳥取環境大の研究チームが見つけた、とのことです。

記事によりますと、
タイヤは主原料である天然ゴムの分子を硫黄で結合させ、伸縮性を持たせている。タイヤを分解するバクテリアは見つかっているが、天然ゴムも傷めてしまうため、再資源化するには硫黄の結合だけを分解する技術が求められていた

とのことで、今回見つかったのは、シハイタケとシロカイメンタケというキノコで、硫黄の結合を選択的に分解する能力を持つものを見つけた、と記事は続けています。


【ゴム自体への影響とかどうなんですかね?】


選択的に硫黄だけを分解ってことですが、ゴム自体への影響はないんですかね?
というか、ゴムってリサイクルした場合耐久性とかそういう部分も復活するんでしょうか?

廃タイヤとかが燃えると、どう見ても有害としか思えない煙が出てたりするので、菌が天然ゴムに戻してくれるなら、こんなよいことはないですね。まだまだ先の話になりそうですが。


【関連記事】


いい時代ですねぇ...中高生が高度な科学分野で論文作ったりチャレンジできる『PEIJジュニアリサーチャー』募集中

ちょっと面白い試み...京大が研究テーマのガレージセールを開催。

撒いたら消える、とかだといいな...プラスチックを消化分解する酵素発見 英・米研究チーム

人材難のこれからは”自己修復系”が必須...というお話

新素材となるか!?キノコと木くずから作った『菌糸木材』(2017)



(株)ケイエフのモルタル補強繊維



(株)ケイエフの更新履歴 KF Logs、絶賛更新中!










posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☔| Comment(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。